お子さまに必要な医療機器や日常生活用具の配置を考えてみましょう。
お子さまの様子を観察できるように、室内になるべく死角がないよう家具などの配置にも気を付けましょう。
日中過ごす部屋から浴室や寝室へと移動するための動線がスムーズにいかなかったり、必要なスペースが確保できないと、ストレスを感じてしまうことがあるかもしれません。
バリアフリー化などの住宅改修を行う場合、改修費を助成(一部または全部)している市町村があります。福祉担当課が実施している地域生活支援事業(日常生活用具給付等事業)や土木建設担当課のリフォーム助成事業がないか、お住まいの市町村に問い合わせてみましょう。
在宅療養環境を考えるときのポイント
- ベッドの位置
⽇当たりや空調の調整をしやすい位置,家族の目が⾏き届く位置を検討しましょう。 - 物品の位置
処置やケアの導線が効率的な場所,棚の大きさを検討しましょう。 - 電源の位置
人工呼吸器・加湿器・酸素濃縮器・吸入器・吸引器・モニターの使⽤において,安全で効率的なコンセントの位置を検討しましょう。 - 家族の生活空間の確保・配置のバランス
なるべくこれまでの生活を大きく変更しない方法を検討してみましょう。
パンフレット
企画・作成:横浜市総合リハビリテーションセンター研究開発課
イラスト:堀江篤史
発行:一般財団法人 保健福祉広報協会