自ら口唇(くちびる)や頬の筋肉を動かせない、または動きが弱い方に対して、口唇(くちびる)や頬の動きを身につけるための訓練です。
(よしの訪問看護ステーションよりご提供いただきました。)
手順
- 頬の緊張をとるために、両手でやさしくマッサージします。
- くちびるをつまんでから、水平方向に縮めて離す動作を繰り返します。くちびるの周りの筋肉を柔らかくし、緊張をほぐすように動かしましょう。
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親指で上唇を鼻の方へ向かって押し上げます。
同様にして、下唇も顎に向かって押し下げます。
これを繰り返します。 -
後ろから抱きかかえるようにして、口角(口の両わき)の内側に小指を入れます。
口角(口の両わき)に小指をかけ、左右の頬を内側から外側に向かって引っ張ります。
※回数に決まりはありませんが、食直前に1日2~3回、5~10分を超えない程度に行うのがベストです。